近くに行きたければ一人で行け。遠くに行きたければみんなで行け。

4月1日よりCIECA.に新しい仲間が2人加わりました。

滝内くんと高梨さんです。

フレッシュな2人が入ってきてくれて頼もしい限りですね。期待せざるをえません。

2人は現在20歳。僕の半分です。子供みたいなもんです。笑

そんな僕にも20歳の頃があったわけで、社会人1年目をしっかりと経験しています。今日は社会人になるにあたっての心得というか大事なことをお話ししたいと思います。

1年目の時というのはお決まりのごとく学生と社会人のギャップに戸惑うものですが、無理もありません。学生の頃は基本的に自分ベースで生きています。将来の自分を想像し、必要な知識やスキルを身につける。一方、社会人になると自分ベースのスタンスだけでは通用しなくなってきます。ここを説明するのは職種や年数、会社の規模や働き方などで全然変わってくるので一概には言えないのですが、一つだけ共通して言えることは1人で生きているわけではないということかなと。

もちろん、学生時代も1人で生きているわけではないのですが意味合いが全く違います。

前提として、生きていくためには余程の例外がない限り働かないといけません。仕事をするってことです。そのために会社に入ります。会社に勤めれば少なくとも他の社員がいます。それは組織の中で生きるということです。

組織とは共通の目標を有し、目標達成のために協働を行う、何らかの手段で統制された複数の人々の行為やコミュニケーションによって構成されるシステムのこと。

要するに組織に属するということは共通の目標をみんなで協力して達成しようぜと集まった仲間ってことなんですね。ここがとても大事で、自分のことだけ考えて自分の利益になることしかしないというのは組織の一員として見なされません。自分が伸びることで会社も伸びるという考え方も間違ってはいないですが、そのスタンスのみで組織の中に居続けると、結果巡り巡って自分の首を絞めてしまうこともあります。なぜなら、いざ自分が誰かの助けを欲しい時に誰も相手にしてくれないばかりかそのスタンスのせいで組織自体が上向きにならず結局自分への取り分が少なくなってしまうんですね。

こんな言葉があります。

「近くに行きたければ一人で行け。遠くに行きたければみんなで行け。」

結局1人だとできることは限られてくるし大きな成果をあげることは難しい。その反面、同じ目的をもった者で知恵をしぼり行動し積み重ねていくことで自分が想像していたものよりはるかに大きな成果をあげることができます。

まずはそのスタンスを理解すること。そこから社会に揉まれて自分なりの信念が生まれ「人のため」という新たな価値観を染み込ませることができます。

堅苦しい話かもしれないですが、ここが分かっている人と分かっていない人とではだいぶ差が開くなぁと今まで長年仕事をしてきて感じています。これまでの生き方から切り替えるというスタンスではなく抜本的な思考の植え付けを体に染み込ませるレベルまでいかないと難しいことなんですけどね。まあそのあたりはまたお話しします。

とりあえず新社会人の初めの試練はこのスタンスを身につけることかな。うん。

おじさんの戯言は以上です。

入社おめでとう!!

期待しています!!


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