自分を信じた先に、自分に手を差し伸べてくれる存在。

最近めっきり暑くなりましたね。梅雨前だというのに夏バテ気味の野口です。

さて。最近小学生を中心に絶大な人気を誇る「ブレイブボード」ってものを皆さんはご存知ですか?

公園の前を通るときに一度は目にしたことがあるであろう、足をくねくねさせながら前に進んでいくスケボーに似たようなアレです。

スケートボードとは少し違って車輪が前後ろで二輪しかありません。一見乗りこなすのはかなりハードなように見えますが小学生たちはガンガンに乗り回しています。



そうなってくるとすぐに興味を示すのがうちの5歳の娘です。「あれやりたい!!」とはじまり「よっしゃ!」とAmazonのボタンをポンです。世の中便利になったものですね。

うちの娘は心底感心するくらい何かに夢中になると習得するまで突き詰めるタイプ。自転車だって7歳の息子より早く乗れるようになったし。僕的にはお兄ちゃんもっと頑張れよという感じなんですが、妹に先を越される切なさは僕も知っているので傷をえぐらないように息子の得意なゲームのことで異常に褒めるようにしています。


で。僕もね、娘と同じでやりたくなっちゃうタイプなんですよね。最近ピアノも始めて家事もやらずに練習しまくっているもんだから奥さんから雷が落ちたばっかりなんですが、どうしても上手くなりたい欲が出てしまうんですよね。できない自分が嫌なんです。何事も。あ、泳ぐのだけは速攻あきらめましたけどね。「あんなもん魚に任せとけばええやん。」と意味不明な言い訳した覚えがあります。




そんなこんなで自分用のブレイブボードも購入し娘と一緒に練習することに。ただね、これめっちゃむずい。まず恐怖心を捨てることかな。転んで手を地面についちゃったら折れますから。

話は逸れますがCIECA.では自転車通勤禁止にしています。だってさ事故って転んで手を折っちゃったら仕事できなくなりますからね。食べていくことができなくなるってことです。なのでなるべく手を怪我しそうなやつはやらないと決めてます。で、その恐怖心が襲うわけですね。だったらやんなよ!という声が聞こえてきそうですが娘に付き合うには必要なこともあります。




で、先日娘とブレイブボードの練習をしていたときのこと。ガンガン乗り回す娘に

「すっごく上手になったねー。ほんとすごいなー。パパは全然だめだな〜。」

と、ちょっと娘を立てたセリフも含めて伝えたところ、成長を感じざるえない返事が返ってきました。





「じぶんはぜったいできるっておもいながらやれば、かみさまがたすけてくれるよ。」






な、なんと。。

5歳にしてその考え方ができるとは!!って完全に親バカなんだけど心の底から感心しました。



何か物事を達成しようとしても結果が思うように出なかったり、向いてないかもと否定したり、途中で諦めてしまうことって誰でも経験あると思います。けど自分を信じてあげられなくなりそうな時は神様がいるんだもん。そりゃ助けてくれるよ。だからできないはずはないよね。そう思えば心が楽になりますよね。

逆にいうといくら神頼みしても自分自身が自分を信じて全力を尽くしている状態じゃないと神様は現れないんですよね。

自分が一度やると決めたことなんだからやり切る。肩に力が入りすぎていても神様が肩をほぐしてくれるし、歯を食いしばっていたら神様がマウスピースをそっと差し出してくれるはず。『神様』って都合のいい言葉に聞こえるけど捉え方を少し変えれば自分の背中を後押ししてくれる、例えるなら柔軟剤みたいなもんなんです。優しく柔らかくしてくれるみたいな。


神様は空高くから僕らを見渡しているのではなくて、みんな一人一人の心の中に存在している。



娘の言葉で、これまで得体の知れない『神様』ってやつをなんとなく受け入れられたような気がします。

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