会社とスタッフの関係性。

僕は表参道のCIECA.という美容室で経営者をやっています。

まだ1店舗の小さなサロンですがこれからのビジョンは明確なものがあります。昨今の新型コロナウイルスの蔓延により世の中の情勢が不安定な状態にありますがそれでも経営を止めるわけにはいきません。何故ならスタッフを雇用しているからです。

僕の仕事はスタッフの将来を幸せに導くこと。

幸せの価値観は人によって様々ですが、僕の中でスタッフに与える幸せの定義としては


  • スタッフの生活を最低限保証できているか?
  • スタッフの大事にしているもの(こと)を守れているか?



この二つの軸を常に見据えサロン経営に取り組んでいます。

これって経営者なら普通じゃないの?って思う方もいると思います。しかし、口で言ってできるほど簡単なことではありません。もし、これが達成できているなら大多数の人間は辞めません。もちろん、離職する理由は様々だと思いますが最低でもこのラインをキープできていれば会社から離れることはないんです。会社への貢献度合いによっても還元の違いはあると思いますが、雇用体制に重きを置いている方が圧倒的に長く勤めてくれます。

また、スタッフの大切にしていることを守るという部分については簡単に言えば達成感やワクワク感を与えられているかということ。ただお給料や休みのために毎日決められたルーティンをこなすだけでなく会社としての取り組みの中で達成感やワクワク感を感じ日々充実しているかどうかも豊かな生活を送る上で大切なことだと思っています。




正直、経営者がやってあげられることなんてこんなもんです。

この与えられた環境の中でスタッフ一人一人が自分の人生のビジョンと照らし合わせ会社に貢献し、会社が良くなることでまた自分に返ってくる。このくりかえしこそが大切であり僕が描く事業作りの仕組みと考えています。

与えるだけでもだめ。与えられるだけでもだめ。会社とスタッフの在り方はここだと思います。ただ僕の経営理念として福利厚生や雇用の部分で他サロンよりもいい環境にすること、それは他よりほんの少しでもいいので同じエリアのサロンよりは少し上を目指しています。そこで負けているとそっちに行ったほうがいいじゃんとなってしまいますからね。もちろんそれ以外の部分で発信しているデザインや憧れの先輩がいる、サロンの内装が可愛いなどの付加価値的なことで勤めてくれていることもあるのですが、で、そこもしっかりと強化していくのですが、でもやっぱり雇用の条件の良さは必要なわけで、うまく両立したいものです。





僕は全力でスタッフを守ります。


これは絶対です。




それが僕に与えられたやりがいのある仕事だから。




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