ロングからショートにする覚悟を君は感じているか?

どうも。

電車が揺れて足を踏まれることはよくあることだけど、今朝両足いっぺんに踏まれてサンダル履いてきたことを後悔したシエカ野口です。
#奇跡的な踏まれ方
#足の親指2本とも死んだ



さて。今日は「ロングからショートにする覚悟を君は感じているか?」というテーマでお話したいと思います。

髪にはたくさんのヘアスタイルがあり、誰もがその時の気分やライフスタイルに合わせたヘアスタイルを楽しんでいると思います。ざっくりヘアスタイルを区分けすると(今回は女性のヘアです。)ショート、ボブ、ミディアム、ロングと長さによって分けられます。美容師界では長さのことを「レングス」と呼びます。そして、このレングスによって女性の心理的な部分や特徴、性格的なところがなんとなく見えてくるよなというのが今日のお話。



前提として、一般的に髪が長い(ロング)は女性らしいと見られるし、髪が短い(ショート)はボーイッシュな印象があると思います。ちなみに、人の第一印象は基本髪の毛らしいです。名前がわからない方を誰かに伝えるとき「あそこの髪の長い方」という言い方しますよね。なので髪を見て印象も感じ取っているわけです。その方本人の雰囲気(性格的なことも含めて)を見ていくとやはりロングの方は女性らしい雰囲気だし、ショートの方は比較的活発な雰囲気の方が多いんですね。
#ほんとざっくり分けて考えた場合ね。


ファッションに関してもロングの方はワンピースやスカートなど女性特有のものを好み、ショートの方は割とカジュアルなパンツスタイルなど幅広いファッションを好む傾向があります。


もっと言えば、ロングの方は髪の毛そのものを大切にしている傾向がありロングである自分自身(女性らしさ)に重きを置いています。一方ショートの方はヘアデザインよりの思考なので個性やトレンドなどが比重を占めています。

あ、もう一つ前置きですが気づいたら勝手に髪が伸びちゃってロングの方と手入れがめんどくさいからバッサリ切ってショートにしてる方は今回は除きます。
#それがダメって言ってるわけじゃないよ
#美容室に行こう




さて。前置きはこれくらいにして。

ここでロングからバッサリ切ってショートにスタイルチェンジする方について考えてみましょう。



僕のお客様も少なくとも1日1人はロングからショートにバッサリ切ってください!という方がご来店されます。美容師の皆さんももちろんその経験はありますよね?美容師の腕の見せ所でもあるイメチェンってやつです。イメチェンの方法は他にいくらでもありますがロングからショートにする大幅チェンジの場合で話を進めます。



前提の話からいくと、ロングの方は長い年月をかけてその長さにし、良き状態をキープし、女性らしい印象を作ってきていたわけですよね。そんな大切な髪をバッサリショートに切る決断をするというのは相当の覚悟です。少なからず不安もあるでしょう。でも、本人は「ショートの自分」を手に入れたい。


さあ、ここからです。

ロングからショートに切って欲しいと言われた美容師さんのあるあるです。


「せっかくだったらショートにする前にミディアムとかボブくらいを楽しんでみてもいいんじゃないですか?」




はい。要するにバッサリ切っちゃうの勿体無いから途中のヘアスタイルで一旦どうですか?です。皆さんもこの提案したことないですか?


これね、まあ提案としては分かるんですけどね。僕的にはあまり言いたくないなぁと思う提案ですね。


だってね、その方はショートにするという並々ならぬ覚悟を決めて美容室に来ているわけですよ。自分でヘアスタイル考える時にもちろんミディアムやボブの選択肢もあったはずで、それでもショートを選んでいるわけです。ショートの自分が欲しいんです。それなのに美容師からもう少し長めの提案をされる。プロに言われたらその方がいいのかなと自信がなくなり、結局中途半端な長さでスタイルを作ってしまう。これどうですか?

美容師さんの提案により結果ミディアムスタイルにして満足する方もいるでしょう。そのお客様と美容師の関係性によってはベストな判断かもしれませんが、僕はバッサリ切って自分を変えたいと決めた覚悟を尊重したいなと思うわけです。要するに切る側にも覚悟が必要だということなんです。


切る理由は様々だと思いますがとにかくその方はこれまでの印象からの変化を望んでいてショートになった自分のイメージを固めてきているんです。




だったらそこはプロとしてショートまで潔く切り込み、お客様を満足させてあげる。その要望を叶えた先に感動があるんじゃないかなと僕は思います。

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