みなさまこんにちは。どうも僕です。笑
今日はサロンブランディングと個人ブランディングについて。
そもそもブランディングとはどういうことなのでしょうか?
ブランディングとは商品やサービスについてユーザーに共通のイメージを認識させることです。美容院の場合だと美容師の技術やサービス、お店の雰囲気やデザインなどお店独自の価値を認識させ信頼や好意といったイメージを持ってもらうことと言えます。どれだけ認知させられるかで集客の数も変わってきますからね。基本的にブランディングと来店人数は比例していると考えていいでしょう。
現状として年々美容室は増え続けていてユーザーに選ばれ辛くなってきています。そんな状況下で生き残るためにブランディングは必要不可欠であり他との差別化を図ることが重要です。
もちろん、こんな時代ですから今は誰もがその意識のもとブランディングに力を入れていると思います。僕もインスタやツイッターなどでたくさんの美容師さんをフォローしているので毎日目にしています。日々試行錯誤しユーザーにヒットする見せ方やデザインを模索している様子が伝わってきます。ほんと大変な時代になったなあと痛感する毎日。自分の売り上げを上げるために美容師たちは努力しています。
その一方でサロン経営者のほとんどが従業員の個人ブランディングに依存しサロンブランディングを疎かにしています。なんならサロン経営者自身も個人ブランディングに走っています。
SNSを駆使し個人でデザインや情報を発信することが当たり前になってきたことにより、お客様が来店する入り口や動機が昔とは逆になりサロンではなく個人から流入しています。
要するに個人個人のブランドの集結によりサロンが成立しているんです。そうなると各個人に格差が生まれます。これって実はすごく怖いことなんですよね。
うまくブランディングできる人にはフォロワーが増えお客様も増えるけど、できない人にはフォロワーもお客様もつかない。で、こんな構図の中でも経営者的には個人の無料の広告で損益分岐点を超えてある程度の売り上げが立つから個人のブランドを促すんです。ポータルサイトに高い広告料は払いたくないですからね。
しかし、できる人は自分の力だけで集客していると思うから会社の必要性を感じなくなり派手に売り上げを量産したのち独立する。できない人は売り上げも給料も増えず会社のせいにして集客力の高いサロンや給料の高いサロンに転職する。これ、あり得ると思うんです。
もちろん、経営者と従業員の信頼関係が強ければ問題ないですし、「自分が個人ブランディングでたくさんお客様をつけて会社を助けたい」と思ってもらえるならば経営者としてはありがたいですけどね。
サロン経営者は個人ブランディングとサロンブランディングの両側面から会社の仕組みを構築すること。それが全ての従業員を守り会社を強くしていくために必要なことだと思います。
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