どうも。菅田将暉くんと髪の毛の伸びるスピードが同じくらい早いロン毛野郎野口です。
#切りたくたくても切る暇ないのよ。
#忙しさアピール。
#一つ結びの野口を見れる日は近い。
さて。
昨日テレビを見ていて「なるほどな。」と思った話を共有したいと思います。
ニュースでは連日新型コロナウイルスのことばかり取り上げられていて世の中が疲弊しています。100年に一度のウイルスは私たちの生活を大きく変えました。オンラインやECなどデジタル化が進み時代が進化した部分もある反面、小売業や対面を主とした事業は撤退や縮小などを余儀なくされました。もちろん美容業界も例外ではありません。「髪は伸びるし切らないとだからお客様来るよね!」と楽観視していると周りのサロンから大きく差をつけられてしまいます。今だからこそやれるべきことがあって、それを地道に積み重ねた企業やお店だけが数年後残っているという構図になるはずです。
では、今私たちがしなくてはいけないことは何なのか?
経営者としてはまず事業が傾かない利益の安定性を求めると思います。毎月決まった数のお客様が来て損益分岐点を超えた売り上げを確保できるのか。これはある意味当たり前で、従業員がいれば尚更です。従業員の生活を崩すわけにはいきません。家賃や光熱費などの固定費もかかってきます。新型コロナウイルスは経営者の精神を少しずつ蝕んでいきプレッシャーを与え正常な判断さえも狂わしていきます。要するに目先の利益に走ってしまうというわけですね。それが悪いと言っているわけではありません。それでうまく利益が出るならそれでもいいでしょう。しかし、こんな状況だからこそできること、ひいてはその取り組みが今後大きな利益となり得ることだってあるんです。
昨日、テレビでニュースを見ているとある酒屋の広告担当の方が出ていました。その方が手に特殊な機械を持って飲食店に飛び込み訪問する映像でした。その特殊な機械というのが『ビールサーバー洗浄機』。お酒の提供ができなくなった居酒屋や飲食店は1ヶ月以上もビールサーバーを使っていないので洗浄が必要になる。しかし、洗浄にもお金がかかりただでさえ苦しい売り上げをひっ迫することになる。そこに無償で酒屋さんが洗浄に来ることでめちゃくちゃ助かる。飲食店側はこんな大変なときに助けてくれた酒屋さんに大きく感謝し、コロナが明けたらここの酒屋から注文しようとなる。まあ、流れとしてはこんな感じ。
これすごく大事なことだと思いませんか?
酒屋さんだって苦しいいんです。だってお酒が売れないんだから。何トンものお酒を廃棄しなければいけないと泣いてる酒屋さんもいるでしょう。しかし、泣いたって状況は変わらない。今できることはなんだろうと知恵を絞って出した答えがお付き合いの信用度を上げることなんですね。信用の積み重ねが今は特に大事なんだと思います。
信用とは苦しい時にこそ絶大な力を発揮します。苦しい時に自分の利益ばかりを追い求め周りを蔑ろにすると状況が良くなった時に人は離れていきます。お互い様という気持ちで相手主体で物事を考え献身的に動くと結果想定よりも大きな利益をもたらすことができます。
私たち美容師がお客様の信用を掴むためにできることは必ずあるはずで、こんな時代だからこそチャンスなんだと思います。
そんなこと考えてました。
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